大錘を振るう「楚の剛将」
キングダムに登場する楚の将軍・臨武君。
媧燐の知略でも、成恢の毒でもない。臨武君の武器は、巨体から繰り出される圧倒的な怪力です。
大錘と呼ばれる巨大なハンマー状の武器を振るって戦場を蹂躙する——同じ楚の汗明と並び、楚の武を体現するような存在です。
5万の兵を率いる猛将
臨武君が率いるのは、楚の5万規模の軍勢。
圧倒的武力で敵陣を正面から突破し、最前線で猛威を振るうその姿は、まさに「力の楚」を象徴する存在です。知性派の媧燐とは対照的に、臨武君は真っ向勝負の武で物語を彩ります。
そして見逃せないのが、その家族関係。臨武君の妻・白翠(はくすい)は、同じく楚の弓使い・白麗(はくれい)の姉にあたります。合従軍の中に張り巡らされた人間関係が、戦いにさらなるドラマを生んでいくのも、キングダムの群像劇としての醍醐味です。
史実における背景
臨武君は史実には記録のない、キングダムの創作キャラクターです。
ただし、彼が率いる楚は戦国七雄の中でも最大の領土を誇る大国でした。広大な南方を支配し、独自の文化と豊富な兵力を有した楚は、合従軍の中核を担うにふさわしい存在感を持っていました。
紀元前241年の函谷関攻めを主導したのも、楚の宰相・春申君です。汗明・媧燐・臨武君と、武と知を兼ね備えた将軍たちを揃えた楚の布陣は、この大国の底力をそのまま物語に映し出していると言えます。
映画「キングダム 魂の決戦」——一ノ瀬ワタルが臨武君を演じる
MANTANWEBのキャスト発表では、圧倒的武力で敵陣を突破し、最前線で猛威を振るう楚の将軍・臨武君を一ノ瀬ワタルさんが演じると発表されています。
注目すべきは、一ノ瀬さんが1作目『キングダム』(2019年)から山の民の戦士「タジフ」役を務めてきた俳優だということです。シリーズではおなじみの顔ですが、今回は楚の剛将・臨武君という新たな役で登場します。
恵まれた体躯を持つ一ノ瀬ワタルさんが「楚の剛将」をどう体現するのか。汗明とはまた違う武の魅力を、スクリーンで見せてくれるはずです。
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