合従軍最年少の「中華十弓」
キングダムに登場する楚の弓使い・白麗。
汗明の怪力でも、臨武君の剛力でもない。白麗の武器は、遠方から敵将の命を正確に射抜く、神技の弓術です。弓の達人だけが名を連ねる「中華十弓(ちゅうかじゅっきゅう)」の一人にして最年少——若くしてその域に達した、楚の天才射手です。
中性的な美しさと、確かな実力
白麗の特徴は、その中性的な美しい容姿。
あまりに整った顔立ちから「女性では?」という声もありますが、原作の設定では男性です。姉の白翠(はくすい)が臨武君の妻であることからも、白麗が「臨武君の義弟」にあたることがわかります。先に紹介した臨武君とは、戦場の同志であると同時に家族でもあるのです。
実力も確かで、遠方から敵将の頭を射抜き、甲冑すら矢で貫く腕前。千人将という立場ながら、信・蒙恬・王賁といった秦の若き精鋭たちと激闘を繰り広げる、合従軍の「若き刃」です。
史実における背景
白麗は史実には記録のない、キングダムの創作キャラクターです。また「中華十弓」という弓の名手のランキングも、原泰久先生による創作の設定です。
ただし、弓は古代中国の戦において極めて重要な武器でした。戦車戦が主流だった時代から、弓は遠距離から敵を制圧する戦術の要であり、優れた射手は一軍の命運を左右する存在でした。春秋戦国時代の名将にも弓の達人の逸話は多く、白麗のようなキャラクターは、そうした「弓の英雄」たちの系譜を物語に落とし込んだ存在とも言えます。
楚は紀元前241年の函谷関攻めで合従軍の中核を担っており、白麗もまたその一翼として秦軍に立ち向かいます。
映画「キングダム 魂の決戦」——三山凌輝が白麗を演じる
MANTANWEBのキャスト発表では、最年少の中華十弓の弓使い・白麗を三山凌輝さんが演じると発表されています。
シネマトゥデイの報道によれば、白麗は楚の千人将として、信・蒙恬・王賁ら秦国の若き将たちと戦場で激闘を繰り広げます。若手同士のぶつかり合いは、本作の中でも瑞々しい見どころになりそうです。
中性的な美しさと弓の達人としての凛々しさ——その両面を三山凌輝さんがどう体現するのか。合従軍の「若き才能」として注目の存在です。
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