「この頭痛、いつもと違う気がする…」
「薬を飲んでもスッキリしないのはなぜ?」
そんな悩みを感じたことはありませんか?
実は頭痛にはいくつかの種類があり、
タイプによって原因も対処法もまったく違います。
私自身、長年の頭痛持ちですが、
自分のタイプを間違えていたことで
症状を悪化させてしまった時期がありました。
この記事では、
頭痛の代表的な種類と見分け方を
図解と実体験をもとにわかりやすく解説します。
【図解】主な頭痛の種類
まずはこちらの図を見てください。一口に「頭痛」と言っても、原因や症状によって大きく3つのタイプ(+α)に分けられます。

この図の通り、頭痛は大きく3つに分類されます。
まずは、自分の症状がどれに近いかを確認してみましょう。
① 片頭痛(ズキズキ型)
- 特徴: 頭の片側がズキンズキンと脈打つように痛む。
- サイン: 光や音がうるさく感じる、吐き気がする、動くと痛みが悪化する。
- 私の実感: 私の場合、子供の頃の「ひどい乗り物酔い」や「強い光への苦手意識」が、実はこの片頭痛の素因でした。
👉 片頭痛の原因・仕組み・対処法はこちらで詳しく解説しています
② 緊張型頭痛(ギチギチ型)
- 特徴: 頭全体がヘルメットを被ったように締め付けられる重い痛み。
- サイン: ひどい肩こりや首の凝りを伴う。
- 私の実感: デスクワークや精神的なプレッシャーが続くと、この「ギチギチ」がやってきます。
③ 群発頭痛(えぐられる型)
- 特徴: 目の奥をえぐられるような、耐えがたい激痛。
- サイン: 一定の期間、毎日同じ時間に起こる。鼻水や涙が出ることも。
【重要】私を苦しめた「混合型頭痛」という存在
実は、多くの「頭痛持ち」を悩ませているのが、これらが組み合わさった「混合型頭痛」です。
👉 実はこれが一番多いパターンです
私自身、一番辛かった時期はこのタイプでした。
かつての私は、「片頭痛の鋭い痛み」と「緊張型頭痛の重い痛み」が交互に、あるいは同時にやってきていました。
当時は旅館の宿直業務で睡眠が断絶され、体が疲労して肩が凝る(緊張型)。すると、その刺激で脳が過敏になり、ドクドクと脈打つ(片頭痛)が始まる……。この悪循環に入ると、薬も効きにくく、本当に出口が見えない感覚になっていました。
■「その他の頭痛」には要注意
※図の右端にある緑色の枠(その他の頭痛)は、病気が原因のものです。「経験したことがない衝撃」や「しびれ・麻痺」を伴う場合は、迷わず医療機関へ駆け込んでください。
自分のタイプを見極める最強の武器「頭痛ダイアリー」
自分がどのタイプか、あるいは「混合型」なのかを知るために、最も有効なのが記録(ダイアリー)です。



最近では、スマホのアプリで手軽につけること出来るので、自分のスタイルに合ったものを選ぶのが良いと思います。
私は当初、医師からもらった手書きのダイアリーを書いていましたが、その効果を実感し習慣になりました。その後、自分の頭痛には気圧の変化が大きく関与していることがわかり、気圧の変化をひと目で追えるように自分でダイアリーを作りました。現在はGoogleスプレッドシートで毎日書いています。
- いつ、どんな状況で痛くなったか?
- 気圧はどうだったか?
- 薬を飲んでどう変わったか?
これらを記録していくと、私のように「空腹時が危ない」「ココアが引き金かも」「気圧が下がると長引く」といった自分専用の攻略本が見えてきます。
改善への第一歩:自分だけの「攻略本」を作ろう
自分の頭痛のタイプがなんとなく見えてきたら、次は「どう付き合っていくか」の戦略を立てる番です。
改善への近道は、意外にもシンプル。それは「自分をよく知ること」です。
- 「頭痛ダイアリー」で可視化する
「いつ、どこで、どんな痛みか」を数ヶ月記録すると、自分でも気づかなかったトリガー(引き金)が見えてきます。私の場合は「空腹」や「特定の飲み物(ココア)」、そして「気圧の低下」が重なると地雷を踏むことが分かりました。 - 「頭痛専門医」(脳神経外科など)という味方をつくる
ダイアリーを持って、脳神経外科や頭痛外来などの専門医を訪ねてみてください。自分のタイプが医学的に確定し、適切な薬(私にとってのスマトリプタンのような特効薬)を処方してもらうだけで、日常の安心感は劇的に変わります。
「痛くなってから耐える」のではなく、「来るのを予測して先手を打つ」。このシフトが、生活の質(QOL)を上げる最大の鍵になります。
おわりに:頭痛は「コントロールできる」ものへ
私は、数十年にわたり頭痛に振り回される人生を送ってきました。
特に仕事や家事で「休めない」状況が続いた時は、頭痛のクセ(過敏性)が強まり、出口のないトンネルの中にいるようでした。
しかし、自分の頭痛の正体を知り、無理な時は家事を諦め、自分のための「聖域」を作るようになってから、少しずつですが光が見えてきました。
頭痛は「ただ我慢する敵」ではなく、「特徴を知って付き合っていくパートナー」のようなものです。
頭痛が出るということは、現在の自分の体・頭・心にとってはオーバーワークであるというサインでもあります。
もしあなたが今、原因不明の痛みに一人で耐えているなら、まずは今日お話しした「種類」のどこに当てはまるか、観察することから始めてみてください。あなたの毎日が、少しでも軽やかになることを心から願っています。
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